プレミアムポイントを50,000PP貯めて永久会員権(スーパーフライヤーズカード:SFC)を手に入れるのに最も効率よかったプレミアムエコノミークラスは、どんなに早割価格でも積算率が100%になるとこが最高って思っていたら2018年12月6日よりプレミアムエコノミークラスに突然予約クラスNが残念なことに新登場。プレミアムエコノミークラスの予約クラスNは積算率70%なんだよね。
- プレミアムエコノミー予約クラスN(積算率70%)
- アジアとオセアニア路線:プレエコ運賃予約クラスN導入前と後
- アメリカ・カナダ・中南米路線:プレエコ運賃予約クラスN導入前と後
- クアラルンプール発券:プレエコ、ビジネス比較
- まとめ
SFC修行でちょっと海外 Page 7
プレミアムエコノミー予約クラスN(積算率70%)
プレミアムエコノミーの予約クラスに突然に予約クラスNが登場した。2018年12月5日までに予約できた最安値は予約クラスE(積算率100%)だったのだけど、2018年12月6日からは最安値が予約クラスN(積算率70%)となった。
ANAのいけず ><
アジアとオセアニア路線:プレエコ運賃予約クラスN導入前と後
ANAのURLに(現在テスト運用中って書いてあるけど)東京発のアジアに就航中のプレエコ往復運賃が毎日更新されています。
プレミアムエコノミー導入路線拡大!|ご旅行の準備[国際線]|ANA
以下は上記リンクで確認できる2018年12月5日以前と2018年12月6日以後のアジアのプレエコ就航の各路線の最安価格
2018年12月5日以前に確認した最安価格(2018年11月13日にデータ取得)
2018年12月6日以降に確認した最安価格(2018年12月7日にデータ取得)
これら二つの価格だけを確認すると最安価格は一見ほとんど変わっていない様に見えるけど、2018年12月5日以前ではこの価格で予約クラスE(積算率100%)だったのが、2018年12月6日以降では同程度の価格だけど予約クラスN(積算率70%)となったってわけです。
具体例で確認(HNDーSIN)
シンガポールの往路価格で確認すると、上記の118,700円の価格は新しい予約クラスNのSuper Valueに該当します。このSuper Valueは予約クラスNで積算率70%になります。
一方、運賃名にPlusと付いているもの(Value Plus、Basic Plus、Full Flex Plus)は予約クラスE若しくは予約クラスGで積算率が100%になります。
これは大変です。ANAのプレミアムエコノミーのPP単価が30%も悪くなってしまったと言えますね。
獲得プレミアムポイントには以下の表の様な差が出てきます。。。
Super Value:58,670円÷3,877PP=15.13円/PP
Value Plus :83,170円÷5,368PP=15.49円/PP
予約クラスNがない時のPP単価は、以下のリンクの記事で計算している様に11.06円/PPでしたので、大変厳しい状況になったと言えますね。
具体例で確認(HNDーSYD)
シドニー往路価格で確認だけど、以下を見たら一目瞭然。
この下の写真は2018年12月5日以前の2018年11月23日に取得したデータで、最安価格がSuper Value PlusとPlusが付いていて、、、
この下の写真は2018年12月6日以降の2018年12月8日に取得したデータで、最安価格がSuper ValueとなっていてPlusが付いていない。。。
Plusが付いていないプレミアムエコノミーの運賃は予約クラスN(積算率70%)です。Plusが付いているプレミアムエコノミーの運賃は予約クラスE(積算率100%)若しくは予約クラスG(積算率100%)となります。
同じ価格なんだけど予約クラスがEからNになってしまい積算率が30%も悪くなってしまう。
なんて残念な改悪なんだ〜><
アメリカ・カナダ・中南米路線:プレエコ運賃予約クラスN導入前と後
アメリカ・カナダ・中南米路線のプレエコ運賃は、予約クラスN導入の前と後でどうも違う様です。
2018年12月5日以前に確認した最安価格(2018年12月1日にデータ取得)
2018年12月6日以降に確認した最安価格(2018年12月8日にデータ取得)
あれれ〜?
アメリカ・カナダ・中南米路線のプレエコ運賃が軒並み値下がりしている様ですよ。
アメリカ・カナダ・中南米路線において、予約クラスG,Eと予約クラスNで稼げるプレミアムポイントは以下の通り。
具体例で確認(HNDーLAX)
具体的に羽田からロサンゼルスまでのプレエコ運賃を見てみましょう。
Super Value :108,650円÷4,220PP=25.75円/PP
Value Plus :152,150円÷5,858PP=25.97円/PP
このPP単価はとても高いのだけれどもプレエコ予約クラスN(積算率70%)を導入する前のPP単価とほとんど変わらない。
アメリカ・カナダ・中南米路線のプレエコは予約クラスNを導入して実質的に値下げしたんですね。
このままでは使えないんだけど、アメリカ・カナダ・中南米路線は海外発券の中でも特にお得になるクアラルンプール発券との組み合わせることで、PP単価が9円代になる裏技があります(その裏技については以下の記事に書きました)。
もしかしたらアメリカ・カナダ・中南米路線については、クアラルンプール発券と組み合わせるとどうなるのかな〜?
プレエコ海外発券(KULーHNDーLAX)
早速確認。クアラルンプール発ロサンゼルス着のプレエコ価格を確認。。。
検索の条件は以下の通り。
これが検索結果。
Flex Plusで105,900円。
クアラルンプール→東京 予約クラスB(積算率100%)
東京→ロサンゼルス 予約クラスE(積算率100%)
わーい、積算率100%でクアラルンプールから東京経由、ロサンゼルスに行けます。
ただし、クアラルンプールから東京の機材はプレミアムエコノミーの設定がないので、予約クラスBつまりエコノミー(積算率100%)ですね。
積算率は100%で嬉しいけどエコノミーになるのでちょっとシンドイ。アップグレード対象だからビジネスクラスにアップグレードだなこれは。
この時のPP単価:105,900円 ÷ (5,407PP+5,858PP) = 9.40円/PP
9.40円/PP
やった〜。今日現在でクアラルンプール発券のアメリカ・カナダ路線のプレエコ運賃はSFC修行に使えそうです。
こんな修行ルートですね。
クアラルンプール発券:プレエコ、ビジネス比較
海外発券は、クアラルンプール発券が一番お得です。
以下の記事がクアラルンプール発に国内区間を取り入れたお得技の記事です。
しかし、単純に「海外発券のプレエコに国内区間」をつけるだけの技は今ひとつになってしまったので、これからは「海外発券のビジネス+国内区間」が持てはやされるのかもしらんな。
クアラルンプール発券のプレエコの場合のPP単価
クアラルンプール発券のBasic Plusが予約クラスN(積算率70%)
PP単価:42,110円 ÷ 3,904PP = 10.79円/PP
クアラルンプール発券のFlex Plusが予約クラスG(積算率100%)
PP単価:62,510円 ÷ 5,407PP = 11.56円/PP
クアラルンプール発券のビジネスの場合のPP単価
クアラルンプール発券のFlex Plusが予約クラスZ(積算率125%)
PP単価:76,010円 ÷ 6,658PP = 11.42円/PP
ビジネスもプレエコもあまりPP単価が変わらなくなってしまっている。
まとめ
ANAさんは、SFC修行とか修行僧のこと嫌いなんだろうな。
プレエコのヨーロッパ路線は2018年12月5日以前のデータ持ってないので、ヨーロッパ路線については省略です ^^;
SFC修行でちょっと海外 Page 9
SFC修行費用を全てANAコインで補いきれない方にはAMEXのスカイトラベラーカード(航空チケット買ったら3%還元でマイルが貯められる青いカード)やスカイトラベラープレミアカード(航空チケット買ったら5%還元でマイルが貯められる赤いカード)がオススメです。