いつか世界中で空生活

あしたも楽しく過ごせるように普段の生活から新鮮な旅行までいろんなことに挑戦しますよ〜

海外発券でアメリカ行くぜ!ANA国際線プレエコ修行:SFC修行でちょっと海外 Page 7



SFC修行は飛行機に乗って空を飛ぶともらえるプレミアムポイントを貯める遊びです。沢山飛ぶとたくさん貯まって貯めたプレミアムポイントが多いほど偉くなっていきます。プレミアムポイントの特異点としては50,000ポイントを越えると永久会員権(スーパーフライヤーズカード:SFC)を手に入れられるので50,000ポイントがSFC修行の目安ってことになります。

SFC修行でちょっと海外 Page 6

 

プレエコ乗って距離でPP稼げるアメリカ・カナダ・中南米路線   

プレミアムポイント(PP)はプレエコ乗って稼ぐのが効率いい。その中でも路線倍率のいいアジア・オセアニア路線に乗って稼ぐのが効率いいですが、アメリカ・カナダ・中南米路線だって中には運賃そこそこで乗れて距離で稼げる路線があったりする。とりあえずアメリカ・カナダ・中南米路線で効率のいい路線確認してみよう。

 

アメリカ・カナダ・中南米におけるANAプレミアムエコノミー導入路線

まず、アメリカ・カナダ・中南米でANAがプレミアムエコノミーを導入している路線は以下の11路線である。

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メルカトル図法の世界地図に各路線を投影するとこんな感じ。

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東京から各空港までの区間基本マイレージはこんな感じ。

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メキシコが一番区間マイレージ大きいってことは、この中では東京から一番離れているってことなのだけど、メルカトル図法の世界地図ではNYの方が遠く見える。でもメキシコのほうが遠い。地球は丸いのでこれでいいのです。

東京からの直線距離がわかるように示した地図見たらなんとなく納得できるかな?

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プレミアムポイントの計算方法

前にも載せてるけどやっぱり載せておこう。ANAのプレミアムポイントの計算は以下の通り。

【区間基本マイレージ】×【予約クラス・運賃種別ごとの積算率】×【路線倍率】+【搭乗ポイント】でプレミアムポイントが計算されます。
計算は プレミアムポイントシミュレーション で獲得できるプレミアムポイント を計算できます。

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区間基本マイレージ

アメリカ・カナダ・中南米路線で言えば先ほどの表の100%のところのマイル数ですね。基本区間マイレージが多いほどプレミアムポイントが貯まりやすいので、長距離を飛ぶアメリカ・カナダ・中南米路線は稼ぎやすい路線もあるかも。

 

積算率

国際線フライトマイルは、搭乗する区間の基本マイレージと利用する予約クラスごとに定められた積算率をかけて積算されます。

【国際線フライトマイル】=【ご搭乗の区間基本マイレージ】×【予約クラスごとの積算率】
 フライトマイル・プレミアムポイントシミュレーション

やっぱりファーストクラスに乗れば普通の1.5倍もプレミアムポイント貯まる。
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ビジネスクラスの基本はC、D、Zなので1.25倍。
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やっぱりプレミアムポイントを貯めるにはプレエコ良い。早割価格でも積算率100%。
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エコノミークラスは早割価格とかの安いチケットをほど積算率が悪くなる。
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やはり効率よくプレミアムポイント稼げるのは、どんなに早割運賃で安くチケット押さえても積算率が常に100%になるプレミアムエコノミー。長距離を普通席乗るの疲れちゃうし、よってプレエコしか検討しませんよー。

 

路線倍率

国際線でプレミアムポイントでお得に稼げるのはアジア・オセアニア路線だ。アメリカ・カナダ・中南米路線の路線倍率1倍。運賃が安く設定されてたら路線倍率の違いを跳ね除けられる(はず)。 

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搭乗ポイント

さらにプレミアムエコノミーに乗れば搭乗ポイントも加算されるので一層PP単価の効率がよくなる。

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アメリカ・カナダ・中南米路線のプレエコ運賃とPP単価

東京(羽田or成田)発のアメリカ・カナダ・中南米線のプレエコ運賃を見てみます。以下のサイトに東京発の就航中のプレエコ往復運賃が掲載されています。表示されている運賃(毎日更新)はとりあえず最安価格なのでないかと思います。


プレミアムエコノミー導入路線拡大!|ご旅行の準備[国際線]|ANA

 

アメリカ・カナダ・中南米路線のプレエコ運賃

上のリンク内にアメリカ・カナダ・中南米線の「180日以内のプレミアムエコノミー運賃例」ってことで載っていると思います。

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アメリカ・カナダ・中南米路線の予約クラスごとのプレミアムポイント 

路線倍率の高いアジア・オセアニア地区で飛行機に搭乗した時にもらえるプレミアムポイントは、前項の掛け算と足し算で計算すると以下のようになります。

特にプレミアムエコノミークラスに搭乗した際に片道で得られる以下の赤枠で囲ったポイントの通り。ここが運賃もそこそこでPP単価が良いと言われているところ。

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F,A はファーストクラス、J,C,D,Z,P はビジネスクラス、G,E はプレミアエコノミークラスです。

 

アメリカ・カナダ・中南米路線のプレエコ運賃のPP単価

プレミアムエコノミークラス運賃でアメリカ・カナダ・中南米路線のPP単価です。
ただし、運賃は日により変動しますのでこの限りではありません。あくまでも参考PP単価です。

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ぐぬぬぬ・・・ この単価ではSFC修行に到底使えないすごい単価だ。

 

海外発券で行くアメリカSFC修行!!

日本発では全くSFC修行に向かないアメリカ・カナダ・中南米路線プレミアムエコノミークラス運賃も海外発券にすると驚きの変化を遂げるんです。

以前書いた海外発券の記事でもっともSFC修行に向いていたクアラルンプール発券と組み合わせます。

 

以前海外発券の利用について書いた記事

 

SFC修行ですから遠くへ飛ぶほどプレミアムポイントを稼げます。なのでクアラルンプール発券は最高でしたよね。

 

前回の海外発券は、クアラルンプール⇄東京の往復を発券する技でした。

 往路:クアラルンプール→東京
 復路:東京→クアラルンプール

これに乗継の国内区間をプラスするとさらに凄技になるのでしたね。

 

クアラルンプール発の海外発券+乗継ぎ国際線/海外区間

今回はクアラルンプール発は同じなのですが、海外発券の往路ー復路の間に国際線/海外区間をぶち込みます。

こんな感じ。

 往路:クアラルンプール→東京

  往路:東京→ロサンゼルス/ニューヨーク
  復路:ロサンゼルス/ニューヨーク→東京 

 復路:東京→クアラルンプール

 

アメリカ・カナダ・中南米路線の各空港で色々試して確認しましたがどれもなかなかでSFC修行用には最高です。ロサンゼルスなどの西海岸は便数もあるからかなり扱いやすそうです。

 

クアラルンプール発、東京乗継、ロサンゼルスの往復のPP単価

ANAの公式サイトで運賃確認。ANAの国際線航空券のところに以下のように入れると

 往路:クアラルンプール→東京→ロサンゼルス
 復路:ロサンゼルス→東京→クアラルンプール

の検索をしてくれます。

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今日の時点での上記条件での検索結果が以下になります。

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おぉ〜〜。全日程で最安値マークがついている。すごい。。。

そして、安すぎる運賃!!

東京からロサンゼルス往復で286,040円なのに、、、どうして東京ークアラルンプール往復がついて209,200円になるのか訳が分からないレベル。

 

東京ークアラルンプールをANAのプレエコで飛んで得られる片道分のプレミアムポイント数は5,407PP、そして東京ーロサンゼルスをANAのプレエコで飛んで得られる片道のプレミアムポント数は5,858PP。

つまりクアラルンプール⇄東京⇄ロサンゼルスを往復で乗って手に入れられるプレミアムポイント数は22,530PPとなり、往復運賃は209,200円なのでPP単価は

 9.29円/PP

となります。

これなら修行に使えてしまう単価ですね〜。

 

クアラルンプール発、東京乗継、その他西海外の往復のPP単価

さらに北米方面を確認していきましょう。
さらに驚きのPP単価が出てきます。

 

クアラルンプール⇄東京⇄ホノルル

往復運賃:203,800円
PP:5,408+4,238=9,646PP
PP単価は、10.56円/PP

 

クアラルンプール⇄東京⇄シアトル

往復運賃:209,200円
片道PP:5,408+5,171=10,579PP
PP単価は、9.89円/PP

 

クアラルンプール⇄東京⇄バンクーバー

往復運賃:207,790円
PP:5,408+5,188=10,596PP
PP単価は、9.81円/PP

 

クアラルンプール⇄東京⇄サンフランシスコ
往復片道PP:5,408+5,530=10,938PP
PP単価は、9.56円/PP

 

クアラルンプール⇄東京⇄サンノゼ

往復運賃:208,020円
片道PP:5,408+5,562=10,970PP
PP単価は、9.48円/PP

 

クアラルンプール⇄東京⇄シカゴ

往復運賃:222,700円
片道PP:5,408+7,058=12,466PP
PP単価は、8.93円/PP

 

クアラルンプール⇄東京⇄ニューヨーク

往復運賃:222,700円
片道PP:5,408+8,253=13,661PP
PP単価は、8.15円/PP

 

クアラルンプール⇄東京⇄ワシントン

往復運賃:223,340円
片道PP:5,408+8,803=14,211PP
PP単価は、7.86円/PP

 

クアラルンプール⇄東京⇄ヒューストン

往復運賃:223,340円
片道PP:5,408+8,852=14,260PP
PP単価は、7.83円/PP

 

クアラルンプール⇄東京⇄ヒューストンは単価が良すぎるのですが、往路の東京ーヒューストンの直行便がなかなか検索に当たらない。

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帰路はヒューストンー東京の直行便検索に引っかかります。

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まとめ

時間があればニューヨークに旅行に行って大量プレミアムポイントを獲得できる。こんなSFC修行もありなんだと思います。

 

海外発券のプレエコ(Flex Plus)の運賃体系にPlusがついていて、これは予約変更可能を意味します。そして予約変更可能な航空券の旅程期間は1年間になります。
また、その期間内(最初の1レグ目から1年以内)であれば旅程のどこででもストップオーバー(途中降機)することができるんです。

よって、例えばクアラルンプール⇄東京⇄ロサンゼルスをストップオーバーを取り入れた旅程にすると、、、

  クアラルンプール→東京
  (途中降機)・・・1ヶ月程度滞在(例)
  東京→ロサンゼルス
  ロサンゼルス→東京
  (途中降機)・・・半年くらい滞在(例)
  東京→クアラルンプール

と旅程を分割することが出来ます。一つの海外発券で複数の旅行を楽しむことが可能になります。海外発券は扱いやすくて夢が広がりますよね。

ANA 航空券・eチケットについて

 

 

SFC修行費用を全てANAコインで補いきれない方にはAMEXのスカイトラベラーカード(航空チケット買ったら3%還元でマイルが貯められる青いカード)やスカイトラベラープレミアカード(航空チケット買ったら5%還元でマイルが貯められる赤いカード)がオススメです。

 

 

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