いつか世界中で空生活

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ANA国際線/国内区間・ANA国際線/海外発券の利用について:SFC修行でちょっと海外 Page 4



SFC修行は飛行機に乗って空を飛ぶともらえるプレミアムポイントを貯める遊びです。沢山飛ぶとたくさん貯まって貯めたプレミアムポイントが多いほど偉くなっていきます。プレミアムポイントの特異点としては50,000ポイントを越えると永久会員権(スーパーフライヤーズカード:SFC)を手に入れられるので50,000ポイントがSFC修行の目安ってことになります。

SFC修行でちょっと海外 Page 3

 

ANA国際線/国内区間の利用について

日本発の国際線航空券を購入する際に地方都市から羽田などのハブ空港に移動する航空券も国際線として扱われます。例えば以下のように沖縄から海外への航空券を買う場合、

往路:沖縄→羽田(乗換)羽田→シンガポール
復路:シンガポール→羽田(乗換)羽田→沖縄

赤くした国内を飛ぶ区間も一纏めに購入すると国際線扱い(国際線/国内区間)になります。国際線/国内区間は通常の航空運賃よりは割安に設定されます。

乗継が24時間以内であったら、国際線/国内区間は往路と復路の両方につけてもいいし、往路だけにつけてもいいし、復路だけにつけてもいい、また、往路と復路が別々の空港でもいいです。

沖縄→羽田→シンガポール→羽田→沖縄
沖縄→羽田→シンガポール→羽田→福岡
札幌→羽田→シンガポール→羽田→沖縄
沖縄→羽田→シンガポール→羽田→札幌

 

2018年10月28日以降に国際線/国内区間の取り扱いが変更になって、運賃やマイル積算率が分かりにくくなりました。

 

国際線/国内区間のマイル積算率(≒プレミアムポイント積算率)は、国際線/海外区間の予約クラスに応じて国際線/国内区間の予約クラスが決められマイル積算率が決まるようになりました。

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ANA国内線利用運賃一覧表

 

国際線/国内区間の運賃は、ANA Experience JAPAN Fareに準拠して価格設定されているような感じです(多分だけど)。

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ANA Experience JAPAN Fare
ANA Experience JAPAN Fare自身は海外在住者しか使えない運賃体系です。

 

以前は国際線/国内区間のマイル積算率は一律100%だったのですが、2018年10月28日以降は安いエコノミークラスの国際線航空券に国際線/国内区間をつけてもプレミアムポイントを稼げなくなってしまいました。しかしエコノミークラスではなくてプレミアムエコノミークラスであれば国際線/国内区間は予約クラスYがつくので100%のマイル積算率になります。プレミアムエコノミークラスでSFC修行を計画すれば困ることないですね。

 

飽きずにSFC修行するためにオススメは、沖縄→羽田→シンガポール→羽田→札幌ですね。ANAホームページの国際線航空券の「複数都市」から入って自分に会う旅程を検索しましょう。

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余談ですが、、、

国内線をANA海外サイトから購入すると現地通貨になっちゃうけれど少し安く買えるんですよ。その料金体系は ANA Discover JAPAN Fare って言います。

ANA Discover JAPAN Fare

国内便を正直にANAの国内サイトから買うのもいいけど、この日本在住者でも買える ANA Discover JAPAN Fareってのを使うと安く買える。余談ですが、、、。

 

 

ANA国際線/海外発券の利用について

SFC修行でPP単価をよくする手段として海外発券の利用があります。海外発券とは何かというと出発地が海外である航空券のこと。普通は羽田発とか成田発とか日本が出発地なのですが、海外発券とは例えばクアラルンプールが出発地にスケジュールを組む航空券のことです。

何がいいのかというと、海外発の航空券の価格はその出発地の物価に対応して値決めされているので、物価の安い国を出発地にした海外発券は安くなります。

プレミアムエコノミーが導入されている路線で物価が安い国は何と言ってもマレーシア。そうクアラルンプール発の航空券がとってもお得になってしまうのでその航空券を利用するわけです。

 

海外発券:クアラルンプール→羽田→クアラルンプール
国内発券:羽田→クアラルンプール→羽田

 

例えば、エコノミークラスで国内発券と海外発券の価格の違いを確認してみると、、、

 

国内発券:東京→クアラルンプール→東京(エコノミー)

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海外発券:クアラルンプール→東京→クアラルンプール(エコノミー)

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試しにANAの公式サイトで確認して見ますと、同一日程における「東京発のクアラルンプール往復(日本発券)」の最安値は73,780円で、「クアラルンプール発の東京往復(海外発券)」の最安値は47,580円でした。

クアラルンプール発のチケットは東京発のチケットに比べると36%も安いんです。

 

クアラルンプールの他にシンガポールやバンコクやシドニーも、1〜3月の運賃の例で日本発券と海外発券の違いをまとめて見ましたがクアラルンプール発の運賃がダントツに安くなります。

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同じANA便なので国内発券も海外発券も予約クラスが同じなら同じプレミアムポイントをもらえます。海外発の場合はその国の物価に合わせて航空券の価格に違いをつけているようですが、同じANAなのに国内発と海外発で価格が違うとは不思議に感じてしまいます。

 

クアラルンプール出発の飛行機にどうやって乗るんだ?ってことですが心配いりません。羽田からの出発でクアラルンプール往復の航空券を購入して組み合わせたらいいのです。

 

つまり、海外発券を購入したら

 往路:クアラルンプール→東京
 復路:東京→クアラルンプール

 

もう一つ国内発券を購入したらいいのですね

 往路:東京→クアラルンプール
 復路:クアラルンプール→東京

 

これを組み合わせると、、、

 往路:東京→クアラルンプール

  往路:クアラルンプール→東京
  復路:東京→クアラルンプール

 復路:クアラルンプール→東京

 

海外発券はお得なので何度も何度も組み合わせると安くなるわけです。

 往路:東京→クアラルンプール

  往路:クアラルンプール→東京
  復路:東京→クアラルンプール

  往路:クアラルンプール→東京
  復路:東京→クアラルンプール

  往路:クアラルンプール→東京
  復路:東京→クアラルンプール

  往路:クアラルンプール→東京
  復路:東京→クアラルンプール

 復路:クアラルンプール→東京

 

上のように国内発券の内側に海外発券を4つ組み合わせるとプレミアムポイントは10,814ポイントの5倍の54,070ポイントとなり、この場合のPP単価は8.6円くらいになるわけです。

通常は海外往復航空券を購入する場合は目的地での滞在が0日とかは購入できないのですが、この組み合わせ方で購入すると目的地での滞在が0日とすることも可能なので効率よくSFC修行ができるようになります。

また国内発券の分をLCCにしたり、チャイナエア(スターアライアンス)にしたりすると更にPP単価の追求が可能です。

 

海外発券の魅力はこれだけでなくて、実はもっと使えるんです。
海外発券の往路ー復路の間に国際線/国内区間をぶち込んだり、

 往路:クアラルンプール→東京

  往路:東京→沖縄
  復路:沖縄→東京 

 復路:東京→クアラルンプール

海外発券の往路ー復路の間に国際線/海外区間をぶち込んだり、

 往路:クアラルンプール→東京

  往路:東京→ニューヨーク
  復路:ニューヨーク→東京 

 復路:東京→クアラルンプール

することができます。
国際線/海外区間をぶち込む場合は行き先を工夫する必要がありますが、旅程が組めるならマレーシア物価で航空券を購入できてお得です。

 

海外発券の場合は国内発券の国際線/国内区間のように24時間以内の乗継をしないと安い運賃を使えないとかケチなことは言わないんです。

海外発券の場合にはストップオーバーすることができるのです。ストップオーバーとは日本語では途中降機というのですが、乗継で24時間以上の滞在をすることを言います。

 

さらに海外発券は、オープンジョーもOKなのです。オープンジョーとは地上交通機関を利用した航空券利用旅程のことです。

 往路:クアラルンプール→東京

  往路:名古屋→沖縄
  復路:沖縄→名古屋 

 復路:東京→クアラルンプール

 

クアラルンプールから東京にて途中降機して(別の旅程で)名古屋から国際線/国内区間を付け足したりできちゃうわけです。

 

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海外発券の場合はストップオーバーやオープンジョーを利用することで単調な往復だけでなく以下のような旅行にすることが可能です。毎月旅行 ^^

3月 往路:東京→クアラルンプール
3月  往路:クアラルンプール→東京
4月   往路:名古屋→沖縄
4月   復路:沖縄→名古屋 
5月  復路:東京→クアラルンプール
5月 復路:クアラルンプール→東京

 

上記の場合の5月のクアラルンプール往復にシルクエアーなどのLCCで

 クアラルンプール→バンコク→クアラルンプール

を追加したりするとバンコクにも行けてしまう楽しいSFC修行が出来上がってしまいます。

 

さらにこの海外発券(ビジネス)の素晴らしいところは手数料なしで予定の変更ができるところ。

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素晴らしいですね。海外発券。

 

まとめ

私は2019年に入ったらSFC修行するために予約していますが、KUL発の海外発券と国際線/国内区間のストップオーバー+オープンジョーを利用して予約しました。プレミアムエコノミーにせずに全部ビジネスクラスで予約しました。

国内発券の日本発の往復航空券はシンガポール航空の福岡発のクアラルンプール往復(もちろんビジネス)という期間限定のセールを利用しました。そして海外発券のクアラルンプール発の航空券も国際線/海外区間をビジネスクラスで予約しました。

 

国際線/海外区間はすべてビジネスクラスで予約しましたが、それでもPP単価は10円台になる素晴らしい予定になっています。

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*国際線/海外区間〜国内区間の以外に別途国内移動手段が必要になります。

 

上記表の国際線分予約便の構造はこんな風に3重構造になっています。

  往路:FUK→SIN→KUL(SQ 国内発券 国際線)
   往路:KUL→NRT(ANA 海外発券 国際線/海外区間)
    往路:NGO→OKA(ANA 海外発券 国際線/国内区間)
    復路:OKA→NGO(ANA 海外発券 国際線/国内区間)
   復路:NRT→KUL(ANA 海外発券 国際線/海外区間)
  復路:KUL→SIN→FUK(SQ 国内発券 国際線)

 

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*作表の都合上NGOからの国内線移動線も表示されています。

 

このスケジュールをこなすとプレミアムポイントは2.5万PPほど稼げ、残り2.5万PPでSFC修行も完了することになります。
でもまだ残り2.5万PPについては予約していません。どうしようかな〜って思っています。何往復もするのは大変なので2万PP分はビジネスでシドニー行こうかと思ったりしています。

(つづく)

 

 

 

SFC修行費用を全てANAコインで補いきれない方にはAMEXのスカイトラベラーカード(航空チケット買ったら3%還元でマイルが貯められる青いカード)やスカイトラベラープレミアカード(航空チケット買ったら5%還元でマイルが貯められる赤いカード)がオススメです。

 

 

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